ストーンボンド
石材・大型タイル・スライスブリック等の接着材
現在の建築物は今までの建築物とちがい住まいという感覚よりもファッション的感覚へと変わっていこうとしています。そのため、現在の施工で美観を作りだすために石材が広く一般的に使われ始めました。今現在の施工法にはいろいろありますが、一般的に使われているのがエポキシ系接着剤です。これが価格の問題、施工上の問題といろんな問題をかかえております。
この問題を解消するために作られたのが<ストーンボンド>です。
ストーンボンドとは……
従来の施工方法として使われていたエポキシ系接着剤とはまったく違ったポリマーセメント系モルタル(接着材)です。
■特長
・施工性
粉末樹脂を混入したプレミックスタイプなので、水で混練
りするだけで使用できます。
粘着性に優れているため重量物でもダレにくく、施工性が
非常に優れています。(400角 重量5.6kgまで可能)
・耐久性
耐久性に優れ、長期間安定した接着力を発揮します。
■用途
石材、大型タイル、スライスブリック等の接着材
■施工方法
1.適用下地
モルタル木ゴテ押さえ又はコンクリート下地
(精度±2/2m)養生2週間以上。
2.下地処理
ユニレックス3の3~5倍希釈液にて吸水調整を行って下さ
い。
3.混練り
ハンドミキサー等で十分に練り混ぜて下さい。
4.水量
3.4L/20kg袋(ストーンボンド)
5.張り方
点付け施工
下地に、ストーンボンドをしごき塗りする。また、石材
及びタイル等の裏面にもレンガゴテ等でストーンボンド
を4~5点ほどのせる。(張り付け後2/3程度広がる量と
する。)ただちに、ゴムハンマーにて十分にたたき込む
改良圧着施工
ストーンボンドを下地に3~5㎜程度塗り付け、ただち
に石材又はタイル等の裏面にストーンボンドを塗り付
け、振動工具にて十分に押さえ込む。
6.可使時間
混練り後30分以内
■標準施工面積
点付け施工 約2㎡(付け代 10㎜)
改良圧着施工 約3㎡(塗り厚 5㎜)
■種類・荷姿
ストーンボンド(No.1) 白色 20kg紙袋
ストーンボンド(No.2) 灰色 20kg紙袋
■注意事項
・下地は、養生後十分な清掃をして下さい。
・寒冷期、気温が2℃以下及び2℃以下になると予想される
場合は、原則として施工は行わないで下さい。
・直射日光・風雨時には、シート掛けなど十分な養生をして下
さい。
・ストーンボンドの保管は、湿気・通風を避ける場所にして
下さい。
・石材、大型タイルの裏面の清掃を十分に行って下さい。
・砂岩への使用はご遠慮下さい。
※PL法に関しては袋又は容器の裏面をよくお読み下さい。
■メーカーリンク
二瀬窯業株式会社