ロイヤルカチオン#10
一材型 JISA6916 建築用下地調整材 C-2表示認証製品
セメント系下地調整塗材2種
(カチオンポリマーセメント系)
■特長
・JIS認証
工場で厳重な品質管理のもとプレミックスをしている
ため品質が安定
・カチオン系一材型
材料管理・取り扱いが容易なうえ施工能率が向上
・作業性
コテ塗り作業性を格段にアップ
・強度耐久
各種下地に対して安定した接着耐久性を実現
■荷姿
20kg袋
■適用下地
コンクリート・モルタル・旧仕上げ(タイル・塗料等)
■用途
コンクリート等の補修、改装工事のボンタイル
吹付塗装、タイル等の旧下地への仲介接着
■練上がり量
コテ塗り 約16L
ローラー塗り 約17.5L
■標準塗厚
0.5~2㎜(JIS規定塗り厚1~3㎜)区分C-2
■水量
コテ塗り 約5.4L
ローラー塗り 約8.0L
■施行方法
1.下地処理
・下地をよく点検して下地の脆弱層、脆弱な旧仕上げ材
レイタンス、油分等を取り除き水洗いまたは高圧洗浄
を行い、健全な下地にして下さい。
・下地清掃後、吸水が激しい下地の場合シーラー#45の
3倍液をむらなく塗布して下さい。
2.練混ぜ
ロイヤルカチオン#10+上水道水(コテ塗り約5.4L
ローラー塗り約8L)
3.塗り付け
・あらかじめ下地処理した施工面に、必ずしごき塗りを
コテ圧をかけて下地に約0.5~1㎜程度すり込むように
塗り付けを行い、ワンテンポ間を空け、少し締まらせ
てから所定の厚さに塗り付けて下さい。
※尚、塗圧が薄い場合でもしごき塗りはモルタルのエア
膨らみ浮き防止、ダレの抑制になり付着強度の確保
の為に必ず励行して下さい。
4.養生
・施工後は通常1週間、冬期2週間以上の養生期間をおいて
下さい。
※ドライアウト防止
乾燥が激しい場合は、施工の翌日に散水養生を行って
下さい。
※白華防止
梅雨・冬期時は塗り付け後、降雨・降雪に遭うと白華
発生の恐れがあるのでシート掛け養生などの適切な
防止策をして下さい。
■注意事項
<取扱い及び保管上の注意>
・目や皮膚などに触れないように適切な保護具(保護手袋 防塵マスク、保護メガネ等を着用して取り扱って下さい
また、取扱い後は顔、手、口など水で洗浄して下さい。
・製品は屋内の湿気の少ない場所に、床面から離して保管
して下さい。
<応急処置>
・目に入った場合、直ちに清浄な水で最低15分間洗眼し、
速やかに専門医の治療を受けて下さい。
・皮膚に付着した場合、速やかに水または温水で十分に
洗い流してください。肌荒れがひどい場合は、必要に
応じて医師の診断を受けて下さい。
・吸引した場合、速やかに新鮮な空気の場所に移動し、水
または温水でうがいをし必要に応じて医師の診断を受け
て下さい。
・飲み込んだ場合、水でよく口の中を洗うなどして、直ち
に医師の診断を受けて下さい。(まずは、飲み込まない
ように注意して下さい。
<濾出時の注意>
・飛散した粉末は掃除機で吸い取って回収するか、ホウキ
やスコップで集め空袋などに回収して下さい。
<廃棄上の注意>
・廃棄する製品や練混ぜ材などは硬化させてから、産業
廃棄物として適切な処置をして下さい。また、洗浄水
などの排出は水質汚濁防止法などに注意して下さい。
<輸送上の注意>
・破袋、荷崩れ、落下などの防止を確実に行って下さい。
また、降雨時の湿気や水漏れに注意して下さい。
<使用上の注意>
・本製品は厳重な品質管理のもとに製造している既調合品
です。指定材料以外の材料を練混ぜないで下さい。
なお、練混ぜには上水道水を使用して下さい。
・練混ぜた材料は夏期1時間、冬期2時間以内に使用して
下さい。練足しや加水して練り戻ししないで下さい。
・強風や直射日光などによる乾燥を防止するために、シー ト養生など適宜な措置をして下さい。
・本品使用時の施工は、気温が5℃~35℃の範囲内で行っ
て下さい。
・製品の製造年月日を確認し、製造から6ヶ月以上経過し
た製品は使用しないで下さい。また、開封した製品は
できるだけ早く使用して下さい。
■メーカーリンク
株式会社豊運