ドカライト
ドカライト
軽量超厚付け補修材 プレミックスモルタル
■特 長
・所定の水量で練混ぜたモルタルは安定した無収縮性を示し
ます。
※無収縮とは材令7日に於ける膨張収縮が収縮を示さな
いことをいいます。
・環境に優しいノンポリマーです。
※樹脂、アスベスト、蛇紋石、有害量の塩分は一切含ん
でいません。
・軽く、キチソ性に富んでいますので、深い断面修復も一度
の施工で完了します。
■用 途
断面修復、吐こう目、スリーブ穴補修
適応工法=パッド工法(詰め込み)
※広い面(壁など)への塗付けはモルタルの膨張で剥離す
る可能性があります。広い面への塗付け工法は避けて下
さい。
■荷姿
20kg(ポリ2p袋)・容積=20.0㍑/袋
■標準仕様
標準使用量50袋(1,000kg)/m3
加える水の量:6.7~6.9㍑/袋
モルタル温度:10~30℃
※容積についての注意
骨材にパーライトを用いている為、若干の容積変動(範囲=
±5%以内)があります。
■前工程
<下地処理>
下地コンクリートの脆弱部、レイタンス、汚れを完全に除
去し、健全で強固な下地を出します。
<施工前>
ドカライトの保管は気温の影響を受けにくい乾燥した場所
に保管してください。
施工時のモルタル温度は10~30℃の範囲とし、凍結の恐
れがある場合は施工を中止して下さい。下地コンクリート
が乾いているとドライアウトと接着不良の原因になります
ので、充分に水湿ししておきます。
■施 工
<練り混ぜ>
モルタルミキサーにドカライトを入れ規定量の水(事前に
試験して水量を決める)を徐々に加えながら充分に練り混
ぜます。
※練混ぜる水は清浄な水(水道水)を用いて下さい。
※モルタルは握りしめて形を保つ程度の硬さに練り混ぜてく
ださい。
①タックコート
下地コンクリートにタックコート(ドカライトを柔らかく
練混ぜて用いて下さい)をブラシを擦り込む様に塗付けま
す。施工時の食い付きを良くし、接着強さを向上させます
②詰め込み(パッド工法)
練混ぜたドカライトを握り飯の様に握り締めて丸くし、
施工ヶ所へ詰め込みます。
③仕上げ
詰め込んだドカモルが硬化したら、塗付け用に練り混ぜた
ドカモルを7~10㎜程度塗付け、鏝で平滑に仕上げます。
※塗付けに用いるモルタルは少し柔らかめ(鏝塗が出来る柔
らかさ・フロー値160㎜程度)にして下さい。
※施工厚さが薄く、範囲が狭い場合は詰め込んだドカモルが
硬化しなくても、適度に締まったところで、仕上げること
が出来ます。その場合はダレ落ちないことを確認して施工
して下さい。
■養 生
湿潤、適温(10~30℃)を保って1週間程度養生します。
■取扱上の注意
本製品はセメントを結合材とした業務用既調合モルタルで
す。粉塵が立ち易く、水に濡れると強アルカリ性を示しま
す。取扱いに際しては保護具(ゴム手袋、防塵マスク、保
護眼鏡など)を着用して下さい。誤って皮膚に付着した時
は直ちに洗浄して下さい。又、洗浄しても皮膚に以上を感
じた時や、眼に入ったり、吸引したり飲み込んだりした時
は、洗浄などの応急処置を施した上で専門医の診断を受け
て下さい。
■メーカーリンク
マツモト産業株式会社