チェス工法
チェス工法 洗い出しシステム工法
昔ながらの「豆砂利洗い出し」の施工をシステム化しました
難しいとされていた「豆砂利洗い出し」が簡単、確実に施工
出来ます。
更に、カラー化で無機材料の良さに表現力の豊かさが加わり
ました。
○自然に優しい
自然から生まれ、自然に帰る環境に優しい無機材料です。
○優れた耐久性
セメントを結合材としているので耐久性は抜群です。
○溢れる高級感
カラーかで表現力が更にアップし、高級感に溢れています
○施工は簡単、確実
システム化で施工は簡単、確実に行えます。
■用途
歩道・駐車場・テラス・階段・庭園・アプローチなど
※施工場所の制約はありません。
■材料
・チェスピタール(洗い出し液)
チェスピタールはセメントの硬化を阻害することなく
凝固と硬化を遅延させます。
セメントの硬化が進んでも、一定の時間内であれば表面の
ノロは水で簡単に洗い流せ、綺麗に「洗い出し」を仕
上られます。
荷姿・NET18kg石油缶
・チェスモル(既調合モルタル)
チェスモルは「洗い出し」専用の既調合モルタルで、
種石の混合割合を飛躍的に増やせ、種石が緻密に出ま
す。
荷姿:NET20kg(ポリエチレン2層袋)
色:セメント色・濃灰・亜麻色
練上り容積=12.0㍑/袋
■使用量
標準仕様 配合比 噴霧量/㎡
種石サイズ 施工厚さ チェスモル:種石 チェスピタール原液
2分 10㎜ 1:2 200g
3分 15㎜ 1:2 250g
標準施工面積(1缶、1袋の標準施工面積)
チェスピタール 2分 90㎡ 3分 70㎡
チェスモル 2分 2.7㎡ 3分 1.8㎡
種石(20kg) 2分 1.4㎡ 3分 0.9㎡
※注意事項 チェス工法は下塗りモルタルを含めて30mm
の厚さが必要です。又、コンクリートの施工と同時に行
う工法も可能です。その場合は下塗りモルタルが必要で
す。詳しくは「施工要領書」をご請求の上、ご参照くだ
さい。
◆施工手順(標準)
1.前工程
下地コンクリートの汚れ、レイタンスをデッキブラシや高
圧洗浄機で完全に除去し、施工の前に充分な水湿しを施し
ます。
2.下塗り
左官モルタルで下塗りし、上に上がれる程度に締まる迄待
ちます。
※駐車場等、過酷な使用条件の場合は「タックモルタル」を
施工して下さい。
・充分に水湿しし、余分な水を拭い取る。
・練混ぜた左官モルタルを下地にすり込む。
・続いて左官モルタルを平滑に塗付ける。
※塗り厚さ=30㎜-チェス工法厚さ
・鏝押さえしてレイタンスを押え込む。
3.練混ぜ
規定の比率で配合し、適量の清浄な水を加えて充分に練り
混ぜます。
配合比
種石サイズ 施工厚さ チェスモル:種石
2分 10㎜ 1:2
3分 15㎜ 1:2
4.塗り付け
規定の厚さに塗付け、平滑に仕上げます。
種石サイズ 2分 3分
塗り厚さ 10㎜ 15㎜
下塗との合計の厚さを30㎜で仕上げます。
5.噴霧
塗付けが終わったら手早くチェスピタールを下表の量で、
均一に墳霧します。
塗り厚さ 10㎜(種石2分) 15㎜(種石3分)
墳霧量 200g/㎡ 250g/㎡
6.養 生
墳霧が終わったら乾燥防止のポリシート(薄手)を覆います
表面が乾くと洗浄し難くなります。
7.洗い出し
塗付け後4時間(夏季)~12時間(冬季)経過後、硬化を確
認して表面のノロを水で洗い流します。
※他の工法、納まり、詳しい施工手順については施工要領書
をご請求ください。
※エフロ(白華)が発生する可能性があります。
■注意事項
チェスモル
本製品はセメントを結合材とした業務用既調合モルタルで
す。粉塵が立ち易く、水に濡れると強アルカリ性を示しま
すので、必ず保護具(保護メガネ、防塵マスク、ゴム手袋
等)を着用して取り扱ってください。万一、皮膚に付着し
た時は速やかに水で洗浄して下さい。また、口や眼に入っ
た時は直ちに吐きだす、洗浄等の応急処置を施して、速や
かに専門医の診断を受けて下さい。
チェスピタール
皮膚に着いた場合は石けんと水でよく洗い流して下さい。
万一、目に入った場合は大量の水で洗い流し、飲み込んだ
場合は直ちに吐きだして咥内を洗ってください。若し異常
が認められた場合は医師の診察を受けて下さい。
■メーカーリンク
マツモト産業株式会社