Cトップ
Cトップ
JISA6904「せっこうプラスター」既調合・内装・下塗り用
<高強度型ユートップ>
・α型焼せっこうを主材として、ユートップをグンと性能
アップ
・薄塗りから厚付けまで可能なワンコートプラスターです。
一発ワンコート!
■用 途
せっこうボード(平)、コンクリートPC板などの下地への薄
塗材でペイント塗装下地、クロス張り下地として最適です。
■特 徴
・プレミックス型
水を加えて練るだけのワンタッチ
安定した性能で、どこの現場でも安心して使用できます。
・薄練りから中厚まで
Cトップ1種類で、厚さ3~8㎜ぐらいまで幅広く施工でき
不陸の調整が容易です。
・優れた作業性
ペイント塗装下地・クロス下地として押さえ易く、平滑な
仕上げが容易にできます。
・高い表面硬度
ペイント塗膜やクロスの接着性が良く、施工後の浮きの心
配がありません。
・材質は中性
セメントや石灰系のようなアルカリによる塗膜やクロスの
変質の心配がありません。
包装:20kgクラフト3層紙袋(ポリシート入り)
■不燃第1016号
厚さ9.5㎜以上のせっこうボードにCトップを厚さ3㎜以上塗
ると建設大臣認定防火材料:不燃第1016号に認定されます。
施工容量
■標準塗厚と使用量
(混練水量1袋当り7.5~8.5L)
塗 厚 :1袋当り塗面積 ・㎡当り使用量
5㎜(標準):約 3㎡ ・約 7kg
3㎜(最低):約 5㎡ ・約 4kg
■練り方
・容器と水は必ずきれいなものを使用してください。
・他の骨材や他種プラスター、セメント類を絶対に混合しな
いでください。
・練ったCトップは1時間30分以内に使い切るようにして
ください。
・練り残しの材料に新しいCトップを混ぜないでください。
■下地処理 (○印は必要な処理)
下 地 別 :下地面処理・継目処理
せっこうボード : - ・ ○
コンクリート、PC板 : ○ ・ -
ALC板 : ○ ・ ○
発泡樹脂板 : ○ ・ -
・下地面処理
施工前日に、別売のスーパータックA(アクリル系モルタ
ル接着増強剤)3倍液を塗布します。発泡樹脂板の場合は
スーパータックUを使用してください。
コンクリート下地の場合は剥離剤その他付着物を除去し、
番線・ボルトなどの金属には防錆処理を施してからプラ
イマー処理をしてください。
・目地処理
Gファイバーテープ(ガラス繊維製粘着剤付)を継目に張
付けた後、Cトップを施工してください。継目部の亀裂防
止にたいへん有効です。
■塗り方
1.混練後約5分放置してから塗り始めて下さい。
2.下地面に2~3㎜位の厚さに下こすりを行い、折り返し
て所定の厚さ(標準5㎜)まで塗付け、ムラを取ります。
3.ペイント下地など平滑な面に仕上げる場合は、ムラを取
った後しまり加減を見計らって水打ちをしながら金鏝押さ
えを行います。
4.塗り厚が5㎜以上になる場合は、所定の厚さより2~3㎜
を残したところまで塗付けておき、翌日所定の厚さに
仕上げます。
5.表面の押さえ方はペイント塗装・クロス張り・じゅらく
繊維壁など、最終仕上げに合わせて下さい。
6.アルミサッシ、額縁に接するところは必ずビニル製の見
切りなどで縁を切ってください。
7.ALC板、発泡樹脂板、現場発泡ウレタンなどの下地の種
類、状況に応じて、適合するプライマーまたは、シーラ
ー処理をしてください。
■乾 燥
1.Cトップを塗った後は急激な乾燥は避けてください。
硬化した後はすみやかに乾燥してください。
2.Cトップ施工後、ビニルクロス、ペイント塗装で仕上げ
る場合は充分な乾燥期間を取ってください。
■性 状
硬化時間:2~4時間・JISA6904の試験方法による
曲げ強度:0.7N/m㎡(0.07kgf/m㎡)以上
・JISA6904の試験方法による
硬 度: - ・JISA6904の試験方法による
圧縮強さ:1.8N/m㎡(0.18kgf/m㎡)以上・ -
付着強度
コンクリート面:*98.0N(10Kgf/c㎡)以上
・建研式付着力試験機による
ALC板面:*39.2~49.0N(4~5Kgf/c㎡)下地ALC破断
・建研式付着力試験機による
せっこうボード面:19.6N(2Kgf/c㎡)原紙層間剥離
・建研式付着力試験機による
発泡樹脂板面:*19.6~29.4N(2~3kgf/c㎡)下地樹脂
板破断・建研式付着力試験機による
*下地面にモルタル接着増強剤塗布
■注 意
・指定の用途以外に使用の場合は、保障しかねます。
・雨、水漏れ、湿気厳禁の材料です。水や湿気に振れやすい
部位への施工は避けてください。
・在庫の際、積層段数が多いと荷崩れの危険があります。
・製品の変質を防ぐため、高温・多湿の場所や、床、壁面に
直接に接するような保管は避けてください。
・製造日より180日以内に使用するのが最適です。
・プラスターの残材、排水などは、環境公害とならないよう
に処理してください。
・使用時に粉塵が目、鼻、喉や皮膚を刺激することがありま
す。安全の為、作業時は粉塵マスクや安全メガネ、手袋な
どを御使用ください。
・目や鼻、喉に入ったときは、きれいな水で充分に洗浄して
ください。また、手に付いた時も水で洗ってください。
■メーカーリンク
吉野石膏株式会社